「skmt 坂本龍一とは誰か」坂本龍一/後藤繁雄著

公開日: 更新日:

 書名の「skmt」とは坂本氏のドメイン名表記。ニューヨークのオフィスや東京のレコード会社の会議室、イタリアの楽屋など、折々に氏が何を感じ、時代をどのようにとらえ、どこに向かおうとしているのかを問いながら、その瞬間のskmtを記録したインタビュー集。

 6歳のときには、もう西洋音楽が持つ「小説構造」に耐えられず、小学生で作曲を始めたという音楽遍歴から、ニューヨーク移住後、すぐに起きた湾岸戦争以降「自分が変わってきている気がする」と語る自身の内面について、そして「最後には百姓か、炭焼きになりたい。両方やるか」といった断片的つぶやきまで。その思考と独創性の片鱗に触れる。(筑摩書房 1000円+税)



【連載】文庫あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網