「フェイバリット・シングス」村崎友著

公開日:  更新日:

 六呂田録郎は推理作家。自分と同名の私立探偵が主人公の小説を書いている。

 締め切りが迫ったある日、愛犬を散歩させているとき、女子大生っぽい女になぜかテレビの配線を頼まれた。その夜、突然、頭の半分がスキンヘッド、半分を赤く染めた髪の男が侵入してきた。娘の奈々が大ファンのバンドのギタリストだった。200万円のビンテージギターを盗まれたので取り戻してほしいという。俺って私立探偵だっけ? とりあえず翌日、テレビの配線に行ってみると、ドアを震わす大音響のエレキギターの音が……。(「蜂蜜とホームラン」)

 作品の主人公と自分がいっしょくたになる頼りない男の物語6編。
(光文社 1500円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今

  2. 2

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  3. 3

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  4. 4

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  5. 5

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  6. 6

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  7. 7

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  8. 8

    プーチンに後から反論…安倍首相“フェイク発言”の苦し紛れ

  9. 9

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  10. 10

    安室奈美恵と樹木希林…残す言葉から“去り際”を研究する

もっと見る