「東京煮込み横丁評判記」坂崎重盛著

公開日: 更新日:

「煮込みのうまい店は、いい居酒屋。そして、煮込みのおいしい、いい居酒屋のある町は、愛しい町」と語る著者による飲み歩きエッセー。

 柳橋の船宿、問屋街、そしてガード下の飲食店が「妙に時間のヨジレを感じさせる町」浅草橋。駅近くの横丁にある「西口やきとん」の「モツ塩煮込み」は、煮込みの常識をくつがえすほどの品位があるという。

 一方、かつては「落ち着いた大人の文化人」が暮らしているイメージがあり、敬遠していた阿佐ケ谷も、友人が暮らし始めて、町の面白さが少し分かるようになってきた気がすると立ち飲み店「立呑風太くん」でモツ煮にワインを合わせる。その他、立石や三ノ輪など、都内各地の煮込みの名店で一杯。(中央公論新社 760円+税)


【連載】文庫あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ