「東京煮込み横丁評判記」坂崎重盛著

公開日: 更新日:

「煮込みのうまい店は、いい居酒屋。そして、煮込みのおいしい、いい居酒屋のある町は、愛しい町」と語る著者による飲み歩きエッセー。

 柳橋の船宿、問屋街、そしてガード下の飲食店が「妙に時間のヨジレを感じさせる町」浅草橋。駅近くの横丁にある「西口やきとん」の「モツ塩煮込み」は、煮込みの常識をくつがえすほどの品位があるという。

 一方、かつては「落ち着いた大人の文化人」が暮らしているイメージがあり、敬遠していた阿佐ケ谷も、友人が暮らし始めて、町の面白さが少し分かるようになってきた気がすると立ち飲み店「立呑風太くん」でモツ煮にワインを合わせる。その他、立石や三ノ輪など、都内各地の煮込みの名店で一杯。(中央公論新社 760円+税)


【連載】文庫あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道