「YOU(上・下)」 キャロライン・ケプネス著 白石朗訳

公開日: 更新日:

 ニューヨーク・マンハッタンの書店で働くジョーは、ある朝、友人にプレゼントする本を買いに来た女性客に一目惚れ。差し出されたクレジットカードで彼女がベックという名前だと知ったジョーは、彼女のツイッターやフェイスブックを探し出し、ベックの過去や私生活、友人関係を洗いざらい調べ尽くす。

 ジョーには彼女がカウンター越しに言葉を交わした自分のことがどこにも書き込まれていないのが不満だ。さらに彼女の住所まで突き止めたジョーは、夜な夜な、変装をして窓越しに彼女と一緒の時間を過ごす。ある夜、ベックを尾行していたジョーは、酔って地下鉄のホームから落ちた彼女を救う。

 書店員ストーカーのゆがんだ愛を描くサスペンス。(講談社 各1100円+税)


【連載】文庫あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る