作家が照らし出す 迷宮入りした凶悪事件の謎

公開日: 更新日:

「世田谷一家殺人事件」一橋文哉著

 2000年の大晦日、東京・世田谷の閑静な住宅街で4人家族全員の惨殺事件が発生。あまりに残忍な手口に捜査員たちが義憤をおぼえるほどだった。しかし事件は迷宮入り。いまなお解決を見ていない。本書はこの迷宮事件を追った事件記者執念のルポ。

 被害者は恨みを買う痕跡もない平凡な一家だが、手口の異様さは殺人嗜癖のあるプロを思わせる。やがて著者の取材は韓国の暗黒街に身を置く元軍人の存在へとたどりつく。情報コンサルタントと塾講師の日本人夫婦と軍隊帰りの殺し屋の間に何があったのか? (KADOKAWA 1500円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に