「カラスの教科書」松原始著

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 身近だが、知らなかったカラスの生態を解説した面白動物エッセー。

 世界で40種ほどいるカラス属の中で日本に分布するのは5種。お馴染みのハシブト、ハシボソに加え、冬鳥として渡ってくるミヤマガラス、コクマルガラス、さらに北海道の知床にしか来ない珍しい神秘の鳥ワタリガラスだ。本書では主にハシブトとハシボソの生態に迫る。

 バカップルがイチャついているようにしか見えない熱愛ぶりや、見間違えてパートナーを縄張りから追い出そうとしてしまった雄のごまかし演技、そしてちゃぶ台をひっくり返すような勢いでヒナの巣立ちをけしかける雄と、その間に入ってとりなす雌など。観察で垣間見た面白エピソードを紹介しながら、その驚くべき生態に迫る。(講談社 720円+税)


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