「謎解き モナ・リザ」西岡文彦著

公開日: 更新日:

 誰もが知る名画中の名画「モナ・リザ」を読み解きながら、ヨーロッパの全美術史と作者であるレオナルド・ダビンチの生涯を一望するアートエッセー。

 神秘の微笑を描く超絶技巧のデッサンは「モナ・リザ」以前の人物描写の総決算であり、幽玄な世界観を描いた背景の筆致は「モナ・リザ」以降に確立された風景画という新しい絵画様式の最初にして最高の作例だという。

 美術史上最大の謎といわれるモデルの正体、不機嫌と上機嫌の表情が斜めに交差したあの神秘の微笑の秘密、モナ・リザの衣の胸元の複雑な文様の意味、そして愛人だった美少年による売却事件の真相など。名画鑑賞マニュアル決定版。(河出書房新社 740円+税)


【連載】文庫あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る