「女剣士」佐江衆一著

公開日: 更新日:

 男手一つで育てられた里絵は、一刀流小太刀の使い手に成長。やがて同じ道場に通う誠四郎と相思相愛になり、父を江戸に残し、誠四郎が剣術指南役を務める東北の志津野藩へと嫁ぐ。江戸の女剣客の噂は藩内に広まり、武術好きの藩主が、里絵の技を見たいと言いだす。しかし、里絵は嫁ぎ先の市成家に角が立たぬようやんわりと辞退する。

 そんなある日、里絵は峠で山犬の群れに襲われていた幼子を助ける。再びその小太刀の腕前が噂となり、藩主の意向で藩内の武術指南役総出の演武会が催されることに。席上、他流の指南役が里絵となぎなたの女剣士との真剣試合を提案する。

 女剣士里絵の成長を迫真の剣戟シーンとともに描く長編時代小説。(角川春樹事務所 620円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    事実上のクビ…イチロー現役引退の裏にマリナーズとの暗闘

  2. 2

    大阪W選は自民リード…松井一郎氏“落選危機”で維新真っ青

  3. 3

    指導者に興味なしイチローにオリックス「オーナー」就任案

  4. 4

    不倫訴訟報道の後藤真希…ブログの私生活も虚像だったのか

  5. 5

    “安倍1強”に早くも暗雲 参院選の「前哨戦」で自民敗北危機

  6. 6

    「めちゃイケ」終了1年…雛形あきこと鈴木紗理奈の現在地

  7. 7

    下方修正なのに…月例経済報告「緩やかに景気回復」の大嘘

  8. 8

    白髪イチローの衰えた姿に身震いするような色気を感じる

  9. 9

    JOC後任会長の最有力 山下泰裕氏の評判と“先祖返り”懸念

  10. 10

    20代美女と醜聞発覚 田原俊彦の“業界評”が真っ二つのワケ

もっと見る