「いくつになっても年をとらない新・9つの習慣」吉川敏一著

公開日: 更新日:

 アンチエイジングの世界的権威が、老化を食い止めて健康寿命を延ばす秘訣を伝授する。毎日の食生活でできるのが、“赤い食べ物”を積極的に取ること。トマトのリコピン、サケのアスタキサンチン、赤ワインのアントシアニンなど赤い色のもととなる物質は、細胞の酸化を抑える抗酸化作用が高いためだ。

 貧血の原因になる鉄分不足は防がなければならないが、鉄分が多すぎると体内の酸化が進み、動脈硬化をはじめとする生活習慣病の引き金にもなりやすい。生理で血液が失われる女性とは逆に、男性は鉄分の“取り過ぎ”の方を注意したい。

 寝るときには部屋を真っ暗にするのもおすすめ。体内時計が整い、自律神経やホルモンのバランスがよくなるためだ。日々の工夫で、老けない体を手に入れたい。(扶桑社 780円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?