「長く健康でいたければ、『背伸び』をしなさい」仲野孝明著

公開日: 更新日:

 姿勢が悪いと筋肉や内臓、神経にまで負担がかかり、肩こり腰痛をはじめ頭痛やめまい、高血圧うつ病などのリスクを高める要因にもなるという。とはいえ、姿勢が悪い人が正しい姿勢を維持し続けることは非常に困難だ。

 そこで効果を発揮するのが、「背伸び」をすること。人が背伸びをするとき、無意識に顎を引いた状態になり、頭の位置が引き上がってお腹が上に引っ張られ、お腹回りが自然に薄くなる。実はこれが理想的な体のポジションであり、この姿勢を体が覚えることで、猫背気味になったとしても姿勢を正しやすくなるのだ。

 会議中など腕を伸ばして背伸びをできないときは、耳の後ろを引き上げるよう意識すると背伸びと同様の効果が期待できる。背伸びを毎日の習慣にしたい。(サンマーク出版 1400円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも