• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「罪の終わり」東山彰良著

 2173年6月16日の小惑星衝突で文明は終焉を迎え、生き残った人類では、緊急避難として始まった食人が恒常化。自分の罪に苦しむ人々を救ったのが黒騎士と呼ばれたナサニエルだった。

 彼は飢えた人々に肉を施し、彼を狙う殺し屋たちを次々に抹殺、手をかざしただけで病気を癒やしたなど数々の伝説に包まれている。彼に殺し屋を送り込んだ白聖書派のスカウトマン・ネイサンは、母親殺しの罪で服役中だったナサニエルが死後20年経った今も、人々に救世主として崇められているのはなぜか。それを探るために彼の生い立ちを調べ始める。

 直木賞受賞後初の書き下ろし長編。受賞作とはがらりと作風が変わり、近未来を舞台に圧倒的世界観で紡がれる問題作。(新潮社 1500円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広“ジャニーズ残留”決定か…ウラに野望とカネと打算

  2. 2

    静香次女コウキ ファッション業界で囁かれる“本当の実力”

  3. 3

    キムタク低迷と次女デビューで…動き出した工藤静香の狙い

  4. 4

    無策の安倍首相を尻目に…本田圭佑「電撃訪朝」急浮上

  5. 5

    竹内涼真vs手越祐也 明暗分かれたサッカーW杯キャスター評

  6. 6

    フジの中居MC計画潰した 「徹子の部屋」は元の放送時間へ

  7. 7

    強豪私学が相次ぎ予選敗退…公立高校が全国で“逆襲”のワケ

  8. 8

    結婚を前提に交際中…高畑充希を両親に紹介した坂口健太郎

  9. 9

    最近目立つ暴力事件より高校野球で根深いのは“たばこ問題”

  10. 10

    90年代はやりたい放題だった…とんねるずへのノスタルジー

もっと見る