「エドウィン・マルハウス」スティーヴン・ミルハウザー著 岸本佐知子訳

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 アメリカ文学史上に残る傑作「まんが」を書いた11歳の小説家「エドウィン・マルハウス」の生涯を、同じ年の隣人で友人のジェフリーが描いた、という体裁で書かれた長編小説。

 2人の出会いは1943年8月9日。僕(ジェフリー)が生後6カ月と3日で、彼は生後8日だった。その出会いの瞬間から彼の観察者になることを決意した僕は、11年間、常に彼に寄り添い、観察を続ける。

 未来の天才作家が遊びを通して言葉に親しんでいくさまや、小学校生活、初めての恋、そして1952年の秋に始まった創作の様子から、死のその日まで。幾重にも仕掛けを張り巡らしながら、子供の世界を子供の視点で描き出す。(河出書房新社 1500円+税)


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