「エドウィン・マルハウス」スティーヴン・ミルハウザー著 岸本佐知子訳

公開日:  更新日:

 アメリカ文学史上に残る傑作「まんが」を書いた11歳の小説家「エドウィン・マルハウス」の生涯を、同じ年の隣人で友人のジェフリーが描いた、という体裁で書かれた長編小説。

 2人の出会いは1943年8月9日。僕(ジェフリー)が生後6カ月と3日で、彼は生後8日だった。その出会いの瞬間から彼の観察者になることを決意した僕は、11年間、常に彼に寄り添い、観察を続ける。

 未来の天才作家が遊びを通して言葉に親しんでいくさまや、小学校生活、初めての恋、そして1952年の秋に始まった創作の様子から、死のその日まで。幾重にも仕掛けを張り巡らしながら、子供の世界を子供の視点で描き出す。(河出書房新社 1500円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    実はボンボン 桜田大臣“大工あがりの叩き上げ”は経歴詐称

  2. 2

    FA丸は残留が本音か “契約年数”上積みなら広島に勝機あり

  3. 3

    安藤サクラに朝ドラ奪われ…満島ひかり“超ワガママ”の裏側

  4. 4

    ロッテに対抗し青天井 巨人がFA丸に5年35億~40億円の狂気

  5. 5

    キムタクと2ショット解禁 コウキ操る静香のシタタカ戦略

  6. 6

    原巨人ため息…“陰のMVP”天敵フランスアは広島であと5年

  7. 7

    交渉前に「お断り」…FA浅村に蹴飛ばされたオリの自業自得

  8. 8

    6億円&原監督のメッセージ…巨人「FA炭谷取り」真の狙い

  9. 9

    倉科カナが三くだり半…竹野内豊“結婚しない男”の罪深さ

  10. 10

    “PC打てない”桜田大臣 ツイッターで大島優子フォローの謎

もっと見る