「地形で解ける!東京の街の秘密50」内田宗治著

公開日: 更新日:

 地形を3D化した凸凹地図を眺めながら東京を読み解く地理エッセー。

 秀吉から関東八州を与えられた家康は、なぜ飲み水にも困る江戸を根拠地に選び、荒廃した江戸城に入ったのか。実は大阪城の地図を時計回りに90度回転させると、江戸城付近と地形が似ているのだという。どちらも尾根筋が城に向かって真っすぐに伸びている。その尾根筋が城の守りの要となる上、江戸の場合は、尾根筋の高低を利用して上水やその分水の建設が可能になり飲み水の問題を解決してくれたのだ。

 他にも、立地のいい場所を神社が独占している理由や実は6つの峠を越えているという山手線など、身近な話題から、地形を利用した先人たちの知恵や工夫、技術を解説。(実業之日本社 800円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHKも優遇なし 青山アナに「育休中の給与返せ」批判の誤解

  2. 2

    福岡知事選で“麻生アレルギー” 学会や九州財界から爪弾き

  3. 3

    丸獲得でも変わらず 巨人がOP戦で露呈“広島恐怖症”の重篤

  4. 4

    北方領土「第2次世界大戦の結果論」というのは暴論である

  5. 5

    死骸で発見のジュゴンは…辺野古埋め立てで行方不明だった

  6. 6

    東京福祉大“消えた留学生”問題を招いた安倍政権の数値目標

  7. 7

    籠池氏が久々の爆弾発言「昭恵付職員が財務省室長と面会」

  8. 8

    東京五輪で終電延長 鉄道各社が強いられる“ブラック労働”

  9. 9

    ルノーと三菱グループ急接近か 日産含む“3社統合”への思惑

  10. 10

    記者に華奢な手を差し出し…葉月里緒奈に感じた“魔性の女”

もっと見る