「決断の作法」桜井章一著

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 20年間無敗で「雀鬼」と呼ばれた勝負師が、人生のあらゆる場面で遭遇する「決断」について語った生き方指南書。

 物事を「決め」、それを「実行する」ということは、リスクや危険が伴うもの。逆に困難や危険が伴わないことは、別に決めても決めなくても、どうでもいいことだという。そして大事なことを「決める」ときには、まず自分自身を捨てることだと、かつて麻雀仲間として出会った殺し屋のエピソードを紹介。最良の決断をするには「しがみつかない生き方」が必要だというが、サラリーマンは自分で決めることができない。そこで、誰にもまねできない「職人的技術」を身につけるよう勧める。

 岐路に立ったときベストの選択を導き出す考え方を学ぶ。(SBクリエイティブ 800円+税)

【連載】新書あらかると

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