「恋から始まったビョーキ」松居沙夜著

公開日: 更新日:

 強迫性障害とは、不潔が気になって何度も手を洗うなど、無意味と分かっていながら同じ行為を繰り返し、やめられなくなってしまう疾患。思い返せば小学生時代にその兆候はあったが、予備校生時代に初めて交際したA、続く大学生のBとの恋愛によって症状が顕著となり、自分が精神疾患であることを自覚したという。運転中に墓石の破片を踏んだと思い込み神棚の前で謝罪を続けてしまった「縁起恐怖」や買い物から帰宅後に購入した全商品を除菌しなければ気が済まない「不潔恐怖」など、自らの体験を告白しながら、強迫性障害の諸症状や行動療法の効果などを紹介する。

 長年、精神疾患の強迫性障害に苦しんできた著者による闘病エッセー。(新潮社 1400円+税)

【連載】BOOKレビュー

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網