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「関西人の正体」井上章一著

 ベストセラー「京都ぎらい」の著者による関西文化論。関西に誇りを持っている氏は、テレビに出演するときも関西弁を貫く。しかし、地元の人間でさえ、値打ちが下がるから関西弁をやめたほうがいいと助言してくるという。

「中心」と「辺境」の戦いでは、辺境の衰亡が決定的になると「標本」として保存を考え出す。標準語が中心ならば、関西弁は辺境だ。氏は事例を挙げながら、関西弁がその保存の対象になりつつあると嘆く。

 一方で大阪人は、他の地方の人が無責任につくり上げた「俗悪で猥雑」、よく言えば「バイタリティー」というレッテルに自分をあわせているのではないかと忠告するなど、関西に対する偏見の数々をユーモアに包んで打ち壊す。(朝日新聞出版 640円+税)


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