「ブラック・ドッグ」葉真中顕著

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 地球規模で活動する動物愛護団体「ドーン・オブ・ガイア」、通称「DOG」が過激化。肉食をも否定し、ついには米国有数の畜産企業の経営者一家を襲撃するテロを行い、その一部始終をネット上に公開した。3週間後、動物愛護団体「ウィズ」の副代表を務める栞は、仲間とエコイベントに参加。会場の一角で保護犬の譲渡会を行うことになっているのだ。

 イベントでは大手ペット業者アヌビスが生み出した改良犬の販売会も催されることになっていた。しかし、開会直前、防火扉が一斉に閉まり、会場が密室化。栞の恋人の隆平らの眼前で、見たことのない生き物が参加者らを襲い始める。

 人間と動物の共存とはどういうことかを問う長編エンターテインメント。(講談社 1800円+税)



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