「神かくし ゆめ姫事件帖」和田はつ子著

公開日: 更新日:

 将軍家息女のゆめ姫は、身分を隠して側用人・池本方忠の屋敷の居候として暮らしている。方忠以外、誰もゆめが将軍家の娘とは知らない。毎夜、ゆめは不可解な夢に苦しめられる。生母お菊の方や花嫁姿の自分、そして全身血まみれの若い男、そしてとうとう骸骨までが夢に現れる。ゆめに予知夢の能力があることを知る方忠の次男で与力の信二郎は、骸骨が持っていた懐剣に刻まれた家紋が井桁に下がり藤だと聞き顔色が変わる。従妹の梅乃の嫁ぎ先の井口家の家紋だったからだ。2年前、梅乃は祝言から3カ月後に姿を消し、神かくしにあったといわれていた。

 不思議な力を持つ姫が、市井や大奥で悪をさばく連作時代小説。(角川春樹事務所 600円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ