「真田十勇士(三)」柴田錬三郎著

公開日: 更新日:

 時代エンターテインメントの巨匠が、1970年代に発表した時代伝奇ロマンシリーズ完結編。

 高野山のふもと、九度山の真田館は、表向きは平穏な日々が続いているように見えた。だが、幸村は家康との決戦の日に備え、密かに軍用金の調達に明け暮れる。幸村の指示を受け、猿飛佐助らは夢影が発見した諏訪湖の底に眠る武田家由来の黄金の城の運び出しに。そして穴山小助らは、宇喜多秀家が太閤から預かった軍用金の行方を捜すために小豆島へと向かう。

 しかし、黄金の城はすでに運び去られた後だった。噂を聞き、甲斐恵林寺の快川和尚を訪ねると、和尚が折った折り鶴が佐助らを道案内。そんな佐助らの前に無窓只四郎が立ちはだかる……。

(集英社 720円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    木村拓哉の千葉支援に重なる“解散から10年”SMAPの絆 義援金2000万円を届けた行動力

  2. 2

    (6)甲斐拓也が松井巨人に“切られた”本当の理由…成績低迷に加え「福岡帰省連発」でもヒンシュク買っていた

  3. 3

    申ジエを見ていて苛立った…国内ツアーは「スロープレー」の撲滅をそろそろ啓蒙するべきだ

  4. 4

    (1)松井秀喜監督で“淘汰される選手” 「確率が高いものを大切に。守備走塁は100%」の真意

  5. 5

    テニス部キャプテンを務めた“スポーツマン”日村勇紀と“お嬢様”神田愛花が歩んだキャリア

  1. 6

    (5)松井監督が自覚する「優柔不断」…高橋由伸ヘッドコーチも“同類”という懸念

  2. 7

    「VIVANTに出てるんだから口閉じろ」…キムラ緑子の高市首相批判に噛みつくSNSの異常と低レベル

  3. 8

    中日一軍打撃コーチ就任の所信表明 キャンプで真っ先に「変えたいこと」がある

  4. 9

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  5. 10

    米球界挑戦の横浜・織田翔希は間違いなく巨人入りに翻意する 松井監督誕生で見えた“説得の筋書き”