「卑怯者の流儀」深町秋生著

公開日: 更新日:

「女を捜して欲しいんです」と、警視庁組対四課の刑事、米沢英利はヤクザの若頭補佐の浦辺に頼まれ、文庫本1冊分の厚さの封筒を受け取った。浦辺が経営する韓国人クラブのホステスだが、どうやら浦辺はその女に惚れているらしい。

 パスポートを押さえてあるのに、女が姿を消した。女のマンションに行ってみると、シューボックスの扉には穴があき、キッチンにはコップのかけらが散乱している。米沢は玄関で1本の金髪を拾い上げた。

 近くのコンビニの防犯カメラに金髪の男とオールバックの大男が写っていて、ライトバンで浅草橋方面に走り去った。

 黒い依頼も引き受ける悪徳刑事が活躍する警察小説。(徳間書店 1700円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    深酒にガールズバー…志村けんコロナ感染で濃厚接触者多数

  2. 2

    彼女にはカードを…志村けん「酒と女と笑い」に捧げた70年

  3. 3

    休校期間中のスペイン旅行で娘が感染 呆れた親のモラル

  4. 4

    コロナ禍でもビーチで遊んでいた若者が…過ちに気づき懺悔

  5. 5

    安倍総理よ、この時期「不要不急な演説」は自粛を願いたい

  6. 6

    志村けん感染ルートは特定困難…キムタク「BG」も厳戒態勢

  7. 7

    中小企業を襲う“コロナ倒産ドミノ” 5月GWがタイムリミット

  8. 8

    コロナ急増「アメリカ死者20万人」伝説の専門家が衝撃発言

  9. 9

    「感染列島」が予見したコウモリの毒性と人工呼吸器不足

  10. 10

    東出を見放した渡辺謙の大人の事情 謝罪会見の発言に失望

もっと見る