「年をとってもちぢまない まがらない」船瀬俊介著

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 年を取ると背中が痛い、背が縮む、腰が曲がる。「それって当たり前。だって老化現象だもん」。医療ジャーナリストの著者から言わせるとこれは単なる思い込み。生活習慣を変えて2つのことを意識するだけで、これらの苦痛から逃れられるという。ひとつは「筋トレ」、もうひとつは「姿勢」。

「なんだ、そんなことか」と思うなかれ。当たり前のことができなくなるのが中高年だ。著者は、それができれば、がん糖尿病心臓病などに悩まされることはなくなるという。なぜ「曲がるのか」「縮むのか」という疑問の解消から、そうならないための具体的なトレーニングまで、健康で長生きするためのヒントが満載の一冊。読むだけでも元気になれる。(興陽館 税別1300円+税)



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