「年をとってもちぢまない まがらない」船瀬俊介著

公開日: 更新日:

 年を取ると背中が痛い、背が縮む、腰が曲がる。「それって当たり前。だって老化現象だもん」。医療ジャーナリストの著者から言わせるとこれは単なる思い込み。生活習慣を変えて2つのことを意識するだけで、これらの苦痛から逃れられるという。ひとつは「筋トレ」、もうひとつは「姿勢」。

「なんだ、そんなことか」と思うなかれ。当たり前のことができなくなるのが中高年だ。著者は、それができれば、がん糖尿病心臓病などに悩まされることはなくなるという。なぜ「曲がるのか」「縮むのか」という疑問の解消から、そうならないための具体的なトレーニングまで、健康で長生きするためのヒントが満載の一冊。読むだけでも元気になれる。(興陽館 税別1300円+税)



最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?