「無敵犯 刑事課・亜坂誠 事件ファイル101」浅暮三文著

公開日:

 亜坂刑事が勤務するK署管内で爆発事件が発生した。下水道内に放置されたガソリンが気化して引火したと分かるが、犯人の意図は不明だ。管内では小学校で飼っていた動物が盗まれたり、ごみ屋敷が放火されるなど、不審な事件が続発。関連を疑った亜坂は、本庁捜査一課の土橋に助言を求める。

 亜坂の5歳の娘・理沙が、爆発現場近くの図書館の壁に「おこりんぼ」という落書きを見つける。調べると、小学校の飼育小屋やごみ屋敷にもそれぞれ「先生」「ねぼすけ」と落書きがあった。そんな中、殺人事件が発生。被害者は理沙が図書館で友達になった、いつきの母親あいりだった。あいりの下半身にも「てれすけ」とナイフで刻まれた文字が残っていた。

 巧みな構成で徹夜必至の新感覚警察小説。

(集英社 620円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「誰のおかげで飯食ってんだよ」同年代アイドルの怒声に…

  2. 2

    CM中止で加速…NGT48イジメの構図と暴行事件の“犯人”探し

  3. 3

    引退の稀勢の里を支える“太いタニマチ”と6000万円の退職金

  4. 4

    前のめり安倍首相に露が食わす「条文作成」の毒まんじゅう

  5. 5

    仏捜査のJOC会長の長男 竹田恒泰氏“父擁護”のトンデモ発言

  6. 6

    「史上最弱横綱」稀勢の里を生んだ“機能不全”横審の大罪

  7. 7

    NGT48メンバーは自宅に男が 地方アイドルが苦しむジレンマ

  8. 8

    専門医は「説明不能」…米11歳少女の悪性脳腫瘍が消えた!

  9. 9

    安倍首相の「フェイク発言」を追及しない本土のマスコミ

  10. 10

    今度は連ドラ初出演…田中みな実“媚びた笑顔”に隠れた野心

もっと見る