「中南米野球はなぜ強いのか」中島大輔著

公開日: 更新日:

 世界の野球シーンで活躍が目立つのが中南米出身の選手だ。それには理由がある。野球選手になることは、中南米諸国で生まれた少年が貧困から脱出するための数少ない手段のひとつなのだ。とりわけ身体能力の高いドミニカ人に目をつけたMLBの各球団は、ドミニカ共和国にアカデミーを開き、選手の発掘と育成に力を入れていて、現在は30球団すべてのアカデミーがある。ドミニカではアメリカから輸入する野球道具に関税がかからないだけでなく、アカデミーの選手の給料もUSドル払いで、所得税もかからないから、経費が安上がりなのだ。

 有力選手の背景がわかって、野球の試合がより楽しめる。

(亜紀書房 1800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・戸郷翔征トレード獲得に他球団が虎視眈々 「ウチなら再生できる」「環境を変えた方がいい」

  2. 2

    「投手の墓場」で好投する菅野智之の価値 僕が日本人史上2人目の本塁打を打ったのもクアーズフィールド

  3. 3

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  4. 4

    磐越道バス事故で問われる運行会社と学校の罪と賠償責任…「数億円規模になるのでは」と弁護士が見解

  5. 5

    巨人にFA松本剛は必要だったのか…批判殺到する本人よりも「責められるべき人間がいる」と他球団関係者

  1. 6

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  2. 7

    倉田保昭さん80歳でも現役のアクション俳優「ストレッチが一番大事。おかげで痛いところはありません」

  3. 8

    渋野日向子×テレ東イケメンアナ“お泊り愛”の行方…女子プロは「体に変化が出る」とも

  4. 9

    衆院選「中傷動画」問題で高市首相「秘書を信じる!」超強気答弁が“命取り”に…追及ネタ再投下される恐れ

  5. 10

    サバンナ高橋“10年いじめ”問題の波紋…NHKは「番組出演は変更なし」と回答もイメージダウン不可避