「中南米野球はなぜ強いのか」中島大輔著

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 世界の野球シーンで活躍が目立つのが中南米出身の選手だ。それには理由がある。野球選手になることは、中南米諸国で生まれた少年が貧困から脱出するための数少ない手段のひとつなのだ。とりわけ身体能力の高いドミニカ人に目をつけたMLBの各球団は、ドミニカ共和国にアカデミーを開き、選手の発掘と育成に力を入れていて、現在は30球団すべてのアカデミーがある。ドミニカではアメリカから輸入する野球道具に関税がかからないだけでなく、アカデミーの選手の給料もUSドル払いで、所得税もかからないから、経費が安上がりなのだ。

 有力選手の背景がわかって、野球の試合がより楽しめる。

(亜紀書房 1800円+税)

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