「ミニマリストの持ちもの帖」尾崎友吏子著
3人の息子と夫婦5人暮らしをしている著者は、あるとき多くのモノを多大な労力で管理することに限界を感じ、持たない暮らしを決意。実践してみると、家庭料理で必要な道具はそれほど多くなくても大丈夫なこと、代用品を考える楽しみができたこと、そして支出が大きく減り、1年前には小さな家に引っ越したという。食器や洋服の数は少なくても気に入ったものであれば心地良く過ごせ、家具も長く愛用できることを基準に選ぶと、万が一手放すことになっても譲りやすい。
著者が厳選した数々の生活道具を豊富なイラストで紹介しながら、ミニマリスト生活の極意をつづる。
(NHK出版 1400円+税)