原田曜平氏 新書「平成トレンド史」刊行

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 朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)などコメンテーターとしても活躍中の原田曜平氏(40=博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー)の新刊「平成トレンド史」(角川新書)が話題だ。

 懐かしのジュリアナ東京、トレンディードラマ、小室プロデュース、アムラーなどなど平成を彩った流行の数々を「消費」という視点から総括。IT革命やSNSの普及で日本に起きた消費構造の変化を多くの事例を挙げて分析している。

「一口に平成といっても30年。本書では6つの期間に分類しました。それを経済、働き方、雇用教育、メディアなどさまざまな観点から捉えたのがこの本です。ざっくり言うと、平成は“昭和から脱しようともがいた時代”でしたが、平成の次の元号の時代は“昭和のいいところを拾い直す時代”になると思います。といっても単なる昭和回帰のノスタルジーではありません。消費の主役も若者から高齢者に移行していますが、今の中高年だって昔はみんな若者。今の若者も10年もすれば中年です。つまり、若者の研究は未来の研究なんです。そこに次の時代のヒットのヒントがあるはずです」

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