2020年の東京五輪に向け、国際関係に関する本がさまざま出版される中、このほど面白い地図が出た。帝国書院刊「DOOR」(各2800円+税)がそれだ。
オリ・パラリンピックに参加している世界197カ国と11の地域をイラストで描いた珍しい地図で、一見開き1カ国を紹介。国の歴史や産業、文化はもちろん、国旗の由来、挨拶など、トリビア的な要素も盛りだくさん。イラストで描かれているため子供向きと思われがちだが、取り上げた事象や解説はむしろ大人の「学び直し」にピッタリだ。
現在、アジア、ヨーロッパ編が刊行され、秋以降にアフリカ、北アメリカ、南アメリカ・オセアニア編が刊行予定だ。