「デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義」福田直子著

公開日:

 ネット上から集められるビッグデータは、今や経済を稼働させる「21世紀の石油」とまで言われている。ビッグデータを利用して個人の消費生活や政治思想、投票活動にまで影響を及ぼしているそんなデジタルテクノロジーの実際を解説したテキスト。

 ネット利用者は、閲覧や検索の履歴など本人が知らない間に多くのデータで分析されている。航空会社では、こうしたデータを基に独自開発したAIで、ネット利用の消費者ごとに提示する価格が異なる「価格個別化」が行われているという。また、前回の大統領選挙でのトランプ陣営のビッグデータ利用の実態も詳述し、デジタル社会が民主主義に及ぼす影響を警告する。

 (集英社 740円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    毒づきがアダに…和田アキ子"平成ラスト紅白"落選は当然か

  2. 2

    豊洲市場開場から1カ月…腐敗臭に続きの床が「穴」だらけ

  3. 3

    “原爆Tシャツ”波紋のBTS 「紅白落選」の影響と隠れた本音

  4. 4

    宮沢りえホクロ取って正解? 鑑定歴25年の占い師に聞いた

  5. 5

    日米野球で打率4割 SB柳田“33歳でメジャー挑戦”の現実味は

  6. 6

    キムタクと2ショット解禁 コウキ操る静香のシタタカ戦略

  7. 7

    BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

  8. 8

    野党共闘に消極的…立憲民主党の枝野戦略は奏功するのか

  9. 9

    鼻を突く生臭さ…豊洲市場の内外で漂い始めた「腐敗臭」

  10. 10

    新人王でも来季は年俸7500万円 大谷の「大型契約」はいつ?

もっと見る