「熟年期障害」熊本悦明著

公開日: 更新日:

 男性ホルモンと健康との関係を解説する健康本。

 男性にもある更年期障害や、その後の熟年期の体調不良や虚弱は、男性ホルモン低下による男性力の衰退が大きな原因。注目すべきは「朝立ち」だそうだ。

 実は朝立ちは、女性の月経にも匹敵する男性の重要な生理現象。就寝中、男性は誰しもレム睡眠のたびにエレクトしており、60代でも睡眠中の5分の1の時間に及ぶという。朝立ちの減退は、男性ホルモンの低下によって自覚症状がなく進んでいる体調不良のサインでもあるのだ。男性ホルモン低下は、動脈硬化や、うつ症状、大腸機能障害などさまざまな症状を引き起こす。ホルモン投与で症状が改善した患者の例などを紹介しながら、熟年期を健康に過ごすための方法を伝授。

(祥伝社 800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?