「さあ立ち上がれ男たちよ!」熊本悦明著

公開日: 更新日:

 自分の男性ホルモンレベルを知るのに役立つのが朝のエレクト、つまり朝立ちだ。

 朝は何もムラムラして勃起するわけではない。睡眠は、深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠が交互にやってくるが、レム睡眠時は副交感神経が活性化して体の基礎機能を動かすため、これに伴い陰茎も無自覚の勃起を起こす。朝はちょうどレム睡眠時に目覚めるため、朝立ちとご対面するわけだ。

 しかし、男性ホルモンが減少すると睡眠リズムが乱れ、“最近、朝に何も起きていない”ということになる。本書では、メンズヘルス医学会名誉理事長である著者が、食や睡眠、下肢の筋トレや呼吸法などを駆使し、男性ホルモンを増やす生活術を伝授。老いてもなお、男たる生き方を貫きたいものである。(幻冬舎 1200円+税)


【連載】気になる新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???