「定年後のお金」楠木新著

公開日: 更新日:

 人生100年時代といわれるが、退職金や年金を受け取っているのに、自分の楽しみにお金を使っている定年退職者は意外に少ない。本書は、そんな中高年サラリーマンたちのお金の問題について考察したエッセー。

 国際意識調査の結果や、巷にあふれる「定年後に必要な資金額」などの情報を取り上げ、老後のお金の不安は「実はお金の問題ではなく、自分の中にある未来に対する不安であり、将来の出来事に対応できない恐れではないか」と指摘。お金を使うのは本来は楽しいはずだが、定年後、使い道が分からなかったり、使うことができなかったりする人がいる。貯蓄や投資が自己目的化している人もいる。家計財産をどのように管理するかを論じながら、人生を豊かにする生き方を考える。

(中央公論新社 840円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網