「コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方」遠藤功著

公開日: 更新日:

 リーマン・ショックを超えるコロナ不況で、ほぼ全ての業界が打撃を受けている。国内外で「需要蒸発」が起きているが、生き残るためにまずは国内需要に目を向け、内需を開拓することが必要だ。

 例えば観光業でインバウンド需要が蒸発したといっても、それは日本の観光市場26兆円の2割にすぎない。また、社内の「不要な通勤」「不要な会議」に目を向け、業務のオンライン化、リモートワークを推進し、生産性を上げなくてはならないが、働く人が幸せでなくては無意味だ。

 先が見えない時代には「個の突破力」をもつ人材が会社を救う。「新たなレールを敷くことのできる人材」を生かす人事制度を用意すべきである。

 コロナ時代に必要な人材戦略をアドバイス。

(東洋経済新報社 1400円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束