「ひとつむぎの手」知念実希人著

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 大学病院に勤務する心臓外科医の平良は、教授の赤石から3人の研修医の指導を任される。心臓外科では激務に耐えられず他科に移る医師が続き、人手不足が続いていた。

 同時に3人を受け持つのは過酷だが、彼らを入局させることができたら、希望通り関連病院への出向がかないそうだ。心臓外科医として一人前になるには、関連病院で手術をこなすことが欠かせないからだ。

 しかし、初日から平良は研修医への対応を誤り、彼らの不興を買ってしまう。3人は平良を見下し、侮蔑的な態度までみせる。そんな中、赤石のスキャンダルを告発する怪文書が院内に出回り、平良は赤石からその犯人捜しまで押し付けられる。

 現役医師が医療のリアルを描く2019年の本屋大賞ノミネート作品。

(新潮社 781円)

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