「『日本列島改造論』と鉄道」小牟田哲彦著

公開日: 更新日:

 今から50年前の昭和47年、通商産業大臣だった田中角栄が「日本列島改造論」を発表。直後の自民党総裁選に勝利し、総理大臣に就任する。本書は、同書に記された鉄道政策を検証するテキストだ。

 日本列島改造論では、新幹線ネットワークの拡充と地方ローカル線の再評価を強調。同書刊行の10年以上前、鉄道路線の選定の妥当性を審議する委員会の小委員長に就いた田中は、「地方の経済発展のためなら鉄道は赤字を出しても良い」と、地方の新規路線建設を推進するための政策を具体化していく。国鉄の財政再建のため予定されていた赤字ローカル路線の廃止もストップした。

 日本の鉄道史を振り返りながら、日本列島改造論が今なお日本の鉄道政策に及ぼし続けている影響について明らかにする。

(交通新聞社 990円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    木村拓哉の千葉支援に重なる“解散から10年”SMAPの絆 義援金2000万円を届けた行動力

  2. 2

    (6)甲斐拓也が松井巨人に“切られた”本当の理由…成績低迷に加え「福岡帰省連発」でもヒンシュク買っていた

  3. 3

    申ジエを見ていて苛立った…国内ツアーは「スロープレー」の撲滅をそろそろ啓蒙するべきだ

  4. 4

    (1)松井秀喜監督で“淘汰される選手” 「確率が高いものを大切に。守備走塁は100%」の真意

  5. 5

    テニス部キャプテンを務めた“スポーツマン”日村勇紀と“お嬢様”神田愛花が歩んだキャリア

  1. 6

    (5)松井監督が自覚する「優柔不断」…高橋由伸ヘッドコーチも“同類”という懸念

  2. 7

    「VIVANTに出てるんだから口閉じろ」…キムラ緑子の高市首相批判に噛みつくSNSの異常と低レベル

  3. 8

    中日一軍打撃コーチ就任の所信表明 キャンプで真っ先に「変えたいこと」がある

  4. 9

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  5. 10

    米球界挑戦の横浜・織田翔希は間違いなく巨人入りに翻意する 松井監督誕生で見えた“説得の筋書き”

おすすめ求人情報

オフィスワーク事務/データ入力や資料作成、電話・メール対応/面接1回/残業ほぼなし
株式会社マイナビワークス 愛知県 名古屋市 正社員
月給20万円~30万円
テレオペ/5名大募集!/名駅直結タワーでオフィスワークデビュー
ランスタッド株式会社 愛知県 名古屋市 派遣社員
時給1,450円
事務 オフィスワーク/交通費支給/射水市
株式会社一心堂 富山県 射水市 派遣社員
時給1,200円
Sponsored by 求人ボックス