「地下アイドルとのつきあいかた」ロマン優光著

公開日: 更新日:

「地下アイドルとのつきあいかた」ロマン優光著

 地下アイドルとの握手会、CDの販促のための特典会などの現場でよく使われるのが「接触」という言葉。

 アイドル現場に興味のない人には、オタクがアイドルの体に、物理的に触れるためのイベントのように捉えられがちだ。

 アイドルの「接触」現場について、そういったネガティブな報道がされると、ネットなどで、そんなに握手がしたいのかと侮辱されることもある。

 だが、現実の「接触」の場でオタクが求めているのは、アイドルとの会話やコミュニケーションなのだ。

 ミュージシャンで、オタクとして地下アイドル現場に10年以上通い続けた著者が、地下アイドルやオタクに関する誤解に反論する。 

(太郎次郎社エディタス1980円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が