「魔女と過ごした七日間」東野圭吾著

公開日: 更新日:

「魔女と過ごした七日間」東野圭吾著

 多摩川で男の死体が発見された。2年前まで警視庁の警官だった月沢克司と判明。指名手配の犯人の顔を覚えて街中で探す「見当たり捜査員」だったが、AIによる監視システム導入で不要になった。家族は中学生の陸真ひとりだけだ。

 刑事の脇坂に指示されて父の荷物を調べていた陸真は、永江照菜の「検査詳細情報」という書類を見つけた。依頼先は開明大学病院。そして月沢のスマホの発信履歴には「永江多貴子」という名があった。

 友人と開明大学病院を訪ねた陸真は、以前、図書館で出会った車椅子の少年が「数理学研究所」のバスに乗るのを見る。その少年と一緒にいた女性は不思議な力をもっていた。

ラプラスの魔女」シリーズの最新作。

(KADOKAWA 1980円)


【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続