著者のコラム一覧
山上たつひこ

1947年、徳島県生まれ。70年「光る風」で注目され、72年「喜劇新思想大系」でリアルな画風のギャグを確立。74年連載開始の「がきデカ」が社会的ブームに。88年から小説執筆を開始。2014年、原作を担当した「羊の木」(いがらしみきお画)が文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。著書に「蝉花」「火床より出でて」「大阪弁の犬」「王子失踪す」ほか。

(42)母親を興奮させてどうするつもり

公開日: 更新日:
イラスト とり・みき

 彼は身長百七十五センチ、体重六十五キロ、妹曰く、偶蹄目系の目鼻がやや大きめの口と一緒に面長の顔におさまっている。若い頃のボブ・ディランみたいな髪型は綾瀬の身体の中で一番好ましいものだとか。出で立ちは、グレーのジャケット、Vネックのニットシャツ、細身のストレートパンツ、黒のスリッ… 

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【連載】金鳳花のフール

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