山上たつひこ
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山上たつひこ

1947年、徳島県生まれ。70年「光る風」で注目され、72年「喜劇新思想大系」でリアルな画風のギャグを確立。74年連載開始の「がきデカ」が社会的ブームに。88年から小説執筆を開始。2014年、原作を担当した「羊の木」(いがらしみきお画)が文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。著書に「蝉花」「火床より出でて」「大阪弁の犬」「王子失踪す」ほか。

(46)バスの中でエミューの首筋にキス

公開日: 更新日:
イラスト とり・みき

 二人が座っているのはバスの最後部だ。他に乗客はいない。綾瀬はエミューの髪をかきわけ、首筋にキスした。触れた唇をそっと上下させる。

「ママにするキスじゃない」

 エミューの目が非難した。

「『刑事コロンボ』の『殺人講義』という話で、大学生の息子が母親の首筋にキス…

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【連載】金鳳花のフール

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