著者のコラム一覧
山上たつひこ

1947年、徳島県生まれ。70年「光る風」で注目され、72年「喜劇新思想大系」でリアルな画風のギャグを確立。74年連載開始の「がきデカ」が社会的ブームに。88年から小説執筆を開始。2014年、原作を担当した「羊の木」(いがらしみきお画)が文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。著書に「蝉花」「火床より出でて」「大阪弁の犬」「王子失踪す」ほか。

(56)自然と人間の結界のような木造建築

公開日: 更新日:
イラスト とり・みき

 綾瀬の隣の水子は話をするのも馬鹿馬鹿しくなったのか、腕組みをして黙り込んでしまった。

 客の機嫌を察知した運転手も首をすくめてハンドルに集中する。

 
 草原と呼んでいい広い緑の敷地に屋敷が建っている。

 建物は四隅の塔の垂直線と、塔と塔に挟まれた格子状の窓… 

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【連載】金鳳花のフール

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