著者のコラム一覧
山上たつひこ

1947年、徳島県生まれ。70年「光る風」で注目され、72年「喜劇新思想大系」でリアルな画風のギャグを確立。74年連載開始の「がきデカ」が社会的ブームに。88年から小説執筆を開始。2014年、原作を担当した「羊の木」(いがらしみきお画)が文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。著書に「蝉花」「火床より出でて」「大阪弁の犬」「王子失踪す」ほか。

(89)バーボンと接着剤の臭気で酩酊状態

公開日: 更新日:
イラスト とり・みき

 窓ガラスがほんのり明るい。綾瀬はそれを日没前の光だと思った。クルシマを火葬場まで迎えに行き、カヌー工房まで連れ帰った。

 二人の男はバーボンのサウナに入ったような時間を過ごした。

 クルシマが先に沈没し、綾瀬は一階の作業室に下りたのだ。彼はシェフ手作りのロッキングチ… 

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【連載】金鳳花のフール

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