「財布は踊る」原田ひ香著

公開日: 更新日:

「財布は踊る」原田ひ香著

 主婦のみづほは、長年、あるブランドの長財布を手にしたいと憧れ、夫の雄太から受け取る毎月5万円の生活費を切り詰め2万円を積み立て。念願のハワイ家族旅行と旅先で、お目当ての財布を手にするための資金として60万円を貯める。雄太に旅行を提案すると、意外にも素直に応じた上に、食事など旅先での出費は彼が払ってくれるという。

 旅行を楽しみ、ついにハワイでお目当ての財布を手に入れたみづほだが、帰国後、夫のクレジットカードの支払いが気になってしかたない。雄太によると3万円しか引き落とされていないという。渋る雄太を説得して明細を調べると、リボ払いになっていて借金が228万円もあることが判明する。(「財布は疑う」)

 ほかにも、投資の失敗などお金の落とし穴をテーマにした連作集。 (新潮社 781円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  5. 5

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  1. 6

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  2. 7

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

  3. 8

    混戦制した河本結の"自己中プレー"に中継解説者が苦言…人気女子プロに問われるモラルとマナー

  4. 9

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  5. 10

    ますます劣化する高市官邸…ポテチパッケージ白黒変更を「カルビーの売名行為」と幹部暴言しSNS大炎上