元気が出る!文庫お仕事本特集
「弊社は買収されました!総務部・真柴さん最後のお仕事」額賀澪著
家族のため、顧客の笑顔を見たいから、将来の独立に備えて、もちろんお金のためと、仕事のモチベーションは人それぞれ。しかし、誰にだって仕事に意欲が湧かないというときがある。そんなとき自らを鼓舞したり、初心を思い出したりするためにお仕事小説を読むのもおすすめ。読めばきっと元気が出る4冊を紹介する。
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「弊社は買収されました!総務部・真柴さん最後のお仕事」額賀澪著
朝、出勤の準備をしていた真柴は、ニュースで勤務先の無添加石鹸メーカー花森石鹸が、外資系のトイレタリーメーカー・ブルーアに買収されることを知る。総務部の真柴にも寝耳に水の話で、出勤すると、社内は大騒ぎに。真柴らが外部からの電話対応に追われる中、ブルーア本社から新会社の社長に就任予定のターナーが乗り込んできた。情報が漏れたことに怒りをあらわにするターナーに通訳として同行してきた人物は、なんと昨日、真柴のアパートの隣室に引っ越してきた台湾人の柏宇だった。
買収が完了し、ブルーア日本支社から社員30人が第1陣として派遣されてきた。しかし、双方の社員は、最初からけんか腰で統合の話し合いはまったく進まず、険悪なムードが社内を覆う。真柴と柏宇は、お互いの立場を尊重しながら、企業文化の統合に向けて一歩一歩、取り組みを始めるが……。会社を愛する真柴が、人生最大の難関に立ち向かうムネアツお仕事小説。 (実業之日本社 891円)

















