いいとも後初 タモリ「Nスペ」で“司会の神”の本領発揮?

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 30日放送のNHKスペシャルは「巨大災害」シリーズ第1弾、「異常気象」をテーマにする。地球上で起こる大災害のメカニズムに迫る同番組“十八番”の企画だ。放送時間70分の拡大版で掘り下げる。

 異常気象とは何か。専門筋の間では「30年に1回の珍しい現象」を指すという。番組冒頭、なんとな~く聞き流してしまう用語もきちんとおさらいする。入りやすい。

 今年250年ぶりの大洪水に見舞われたイギリス、500年に1度の大干ばつが続く米カリフォルニア州……そして、いまも行方不明者の捜索が続く広島土砂災害のVTRが流れる。地球規模の大気の異常は、普段とは異なる偏西風の蛇行が原因だという。どのように違うのか、CG映像をふんだんに用いた解説は分かりやすい。ここ1、2年注目される「ハイエイタス現象(地球全体の気温上昇の停滞状態)」もこの際、きちんと認識しておくのはどうか。

「笑っていいとも!」(フジテレビ系)終了後、タモリ(69)が初めて司会すると話題にもなった。19日の取材会では、「興味があることなので、非常に面白く番組をやりました。今日は2本撮りましたが、全く疲れもありません」と、さすがの貫禄を見せたタモリ。

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