お笑い仕事は月2日…ソラシド本坊元児のバイト&貧乏生活

公開日: 更新日:

 明日のブレークを信じてガテン系バイトに汗を流す、お笑いコンビ「ソラシド」のボケ担当、本坊元児(36)。お笑いの仕事は月にわずか2日だけ、それ以外はバイトの日々。「プロレタリア芸人」(扶桑社)を発売したばかりだ。

■2年ぶりに奮発したハンバーグが…

 3年前の初夏のことでした。湘南海岸は日差しがすごくまぶしくて、江の島を右手に見ながら、その手前では、何十人ものサーファーが気持ち良さそうに波乗りしていて。

 ボクはといえば、くたびれた作業着にヘルメット、安全靴を履き、海まで歩いて3分ほどの建築現場のバイト作業員でした。それで海を眺めながら昼飯を食べようと、砂浜まで歩いたんです。

 節約のため、完全自炊で、いつも手作り弁当でしたが、この日は定番のミートボールではなく2年ぶりにハンバーグを大奮発。その重量感はミートボールの比じゃありません。値段はたった数十円の違いかも知れませんが、ボクの中では横綱と平幕くらいの歴然とした違いがあるんです。トロットロのデミグラスソースがツヤツヤとおいしそうでした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態