「都構想勉強会」を開催 たむらけんじに透けて見えるスケベ心

公開日: 更新日:

 さらに、12年ごろから橋下氏の秘書・奥下剛光氏とツイッター上で仲の良い会話を交わし、昨年4月には「金にしか興味のないクソ政治家よりはだいぶマシやわ、橋下さんわ。」と持ち上げまくっていた。とても“ニュートラル”とは思えない肩入れぶりだが、たむけんの“狙い”は何なのか。

 芸能リポーターの川内天子氏はこう分析する。

「これまでタレントや芸人で政界進出がささやかれた人はたくさんいますが、たむけんに関しては純粋な政治に対する興味というよりは自分の商売にプラスになるのでは……というスケベ心が透けて見えます。例えば、おなじ“たむら”のロンブー田村淳も政治家転身がウワサされていますが、彼はもともと政治に興味があり、ラジオやネット上で活動してきた実績がある。でもたむけんは都構想に関してのみに積極的に反応している。知事の座を狙うというより、まずは橋下さんに取り入って活動し、ゆくゆくは政治家になるつもりでは。経営者としても成功しているし、上に気に入られたり人脈を築くのは得意でしょうから、政治家としての適性がないわけではない。ただ、いくら売れていても関西人が政治家を志す芸人を見る目は意外とシビア。簡単にいくかどうか」

 とはいえ、横山ノックや西川きよしセンセイを輩出したお土地柄。“2万パーセント出ない”と言って出馬した橋下氏に倣うなら、たむけんの政界進出は“アリ”だろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  3. 3

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  4. 4

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

  4. 9

    “Snow Manの頭脳”阿部亮平は都立駒場高校から“独学”で上智大理工学部へ 気象予報士にも合格

  5. 10

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは