25年ぶりに復活 「ツイン・ピークス」が新シリーズ撮影開始
日本でもカルト的人気を博した米テレビドラマ「ツイン・ピークス」が約25年ぶりに、早ければ来年にも復活する。11日、新シリーズを放映する予定の米テレビ局ショータイムのデビッド・ネビンズ社長が明らかにした。
製作総指揮のデビッド・リンチとマーク・フロストは、すでに脚本を完成させていて、当初は長編映画にする予定だった。その後、全9話のミニシリーズに再編集。最終的にはさらに長いシリーズになる可能性もあるという。全話、リンチが監督する予定だ。
キャストに関して、同社長は、オカルト的な捜査手法で人気だったFBIのクーパー特別捜査官にカイル・マクラクラン(56)が再登板することを明らかにしたのみで、残りの配役には触れなかった。撮影は9月に始まる予定。
ツイン・ピークスは米国で1990年から91年にかけて放映。架空の田舎町ツイン・ピークスで起きたローラ・パーマー殺害事件をきっかけに起きる複雑な人間模様を描いたドラマで、世界的なブームを巻き起こした。