16年春の朝ドラヒロイン抜擢 高畑充希は“昭和顔”のハマリ役

公開日: 更新日:

 05年に山口百恵トリビュートミュージカルの主役オーディションでグランプリを獲得し、女優デビュー。「ピーターパン」8代目として07年から6年間、舞台の宙を舞い、来夏には主演映画の公開も控えている。そんな経験豊富なヒロインの朝ドラ起用について、作家でアイドル評論家の中森明夫氏はこう期待する。

「まず物語そのものに期待が持てる。というのも、近年はヒット続きの朝ドラですが、中でも実在した人物を扱った作品は安定感があるのです。コシノ3姉妹を育て上げた母親を描いた『カーネーション』も、村岡花子氏の半生を原案とした『花子とアン』も、いずれも親近感が湧き、半年間、楽しく視聴できました。もちろん脚本次第ですが、今回も“実話成功の方程式”にのっとっていえば大コケはしないはず。しかも、つい最近『暮しの手帖』の“新編集長”に本上まなみの夫が招へいされ、雑誌自体も活気づいてきた。年長者層にも支持される昭和の薫りがする顔立ちの高畑のキャスティングもハマリ役だと思います」

 デビューから10年で手にした大役で、ついに国民的女優の仲間入りとなるか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因