シン・ゴジラ超え評価も 映画「キングコング」何が凄い?

公開日: 更新日:

 昨年の大ヒット映画「シン・ゴジラ」を超えるのではないか――。25日に公開された怪獣映画「キングコング:髑髏島の巨神」のことだ。キングコングの迫力やその暴れっぷり、抜群のストーリー展開で、各方面から絶賛する声が相次いでいる。

 もともと「キングコング」は1933年に公開された映画史に残る不朽の名作。今回はハリウッド版「GODZILLA(ゴジラ)」のチームが集結し、1933年版とは違ったオリジナルの作品を作り上げた。迫力ある怪獣映画というだけではなく、映画「地獄の黙示録」などへの“オマージュ”もあり、映画マニアも納得させる内容だ。映画批評家の前田有一氏がこう言う。

「冒頭から、今までの“キングコング像”を覆していて、製作陣の意気込みを感じます。キングコング自体も以前より巨大になっていて、迫力が違う。内容は見せ場の連続で、途中からストーリーもガラリと変わってくる。2本分の映画を見たような感覚です。『シン・ゴジラ』が大人向けの怪獣映画だとしたら、『キングコング』は子供も含めた万人向けの怪獣映画でしょう」


 東京五輪のある2020年には「ゴジラVSコング」の公開も予定しているという。2大怪獣が実際に“対決”するわけだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー