「きみ棲み」で好演 幅を広げた向井理とマルチな桐谷健太

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 吉岡里帆(25)の連続ドラマ初主演で注目された「きみが心に棲みついた」(TBS系)。20日放送の最終回まで平均視聴率は1ケタ台と数字こそ振るわなかったが、そんな中で一気に株を上げたのが向井理(36)だ。

 吉岡と向井、そして桐谷健太(38)の三角関係のラブストーリーの中で、向井は“冷酷なエリート”を演じてみせたが、ドラマの公式サイトには「(向井の)今までの作品では見たことのない、ゾクッとするような怖い顔や寂しく絶望的に悲しそうな表情を見られて良かった」「このドラマで向井理さんのファンになりました」「私の中に向井理が棲みついた」などなど、女性ファンの熱いメッセージが多数寄せられている。

 向井は2016年にコミカルミステリー「神の舌を持つ男」(TBS系)で、舌であらゆる成分を分析できるという主人公の大学院生を演じたが、こちらも平均視聴率は1ケタ台。映画化までされたが、不発に終わっている。

 最近はこれと言った“当たり役”もなかったが、「『きみ棲み』で演技の幅が広がりました」と話すのは、テレビ評論家でコラムニストの吉田潮氏だ。

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