夏川結衣が明かす“山田組”のお作法「監督の前では無防備」

公開日: 更新日:

 山田洋次監督による家族ドラマの第3弾が25日公開となる。映画「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」(松竹系)がそれで、キーパーソンを演じる夏川結衣(49)が「東京家族」(2013年)から4作品目となる山田組について話した。

 夏川が演じるのは、3世代同居の平田家で家事を一手に引き受ける専業主婦の史枝。今作では、家に入った泥棒にヘソクリが盗まれ、夫(西村まさ彦)に非難されて家出してしまう役どころだ。

「パート2公開の時に監督から『次回作があるとしたら、次は夏川クンが大変だよ』と言われたんです。からかわれていると思っていたら、本当に大変なことになっていました(笑い)」

 カメラを回す本番まで入念なリハーサルを行う山田組。アイロンがけのシーンでは共演者とタイミングを合わせるために、たっぷりと時間を割いたそうだ。

「ワイシャツにアイロンをあてたり、広げたり、振り向いたり、霧吹きしたり。ひとつひとつの動作にせりふがうまく合わせられない。しかも自分だけでなく、憲子さん(蒼井優)、庄太さん(妻夫木聡)、お義母さん(吉行和子)と4人で一緒にシーンを仕上げていかなければいけないのにとても苦労しました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束