「バイキング」の“誤報”で叩かれるべきはMC坂上忍なのか

公開日: 更新日:

 単なるミスか、それとも捏造か……坂上忍(52)がMCを務めるフジテレビ系情報番組「バイキング」。5月19日の番組内で流された東京・原宿の「17日」の“人混み映像”が、背景に映った広告から、実は3月のものだったとネット上で指摘されて炎上し、翌20日に「ミスだった」と訂正・謝罪に追い込まれた。

「フジテレビはつい最近も、クイズ番組『99人の壁』がBPO(放送倫理・番組向上機構)から放送倫理違反の疑いでダメ出しされたばかり。フジテレビ社員からも『これはヤバイ』という声が上がっていました」(在京キー局関係者)

 在宅率が上がり、視聴者のテレビ回帰の傾向は確かにある。しかし、ドラマやアニメなどの制作がストップし、ほとんどの番組が「3密」を避けながら何とか放送しているのが現状だ。

「そんな中で『バイキング』も、視聴者の関心が高い新型コロナ関連の話題を連日放送している。生放送の情報番組で起きた映像の“ミスリード”は、ゴメンのひと言では済まされないでしょう」(テレビ誌ライター)

 ネット上でも〈ミスではなく意図的なのは見え見え〉〈視聴者をナメている〉〈坂上忍は嫌いだが、これはそれ以前の問題〉〈フジテレビ、終わった〉など、厳しい意見が飛び交った。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」